世界的なムーヴメント
昨今の世界的なムーヴメント(という言い方は本来正しくないが)と、
伴う日本での同性婚等の動きを合わせ鑑みた時、子供が欲しくなるというのは
至極当然・・というか、欲求が出て来ても特段おかしくはないだろう、と。
その意味で、この欲求を認めないとか、違和感を感じることは、
即ちまだ依然としてLGBTや同性愛等への根源的理解が出来ていない・・
あるいはどこかで“否定”している、ということでもある、と。
無論、近代社会の今、ようやく始まった初期過程ゆえに、
社会広範にまで理解が浸透するにはまだ至っていないので、
その段階での違和感なり抵抗感なりを感じるのは無理もないが・・。
まあ多くの声にもあるように、きちんとその子供と話し合い、
相応の態勢でもってして、親となる側との意思疎通や、
子供との充分な理解と納得が得られるのなら、「幸福の模索と追求」という概念では、
寧ろ積極的に後押しする社会であることが、ひいては当事者以外の第三者・・
即ち社会全般にとっての「柔軟な思考力」や
「柔軟な精神性」を育む良い材料でもあると思うわけで。
長らく続いた習慣や通念みたいなものは、人類や国の長い歴史をつぶさにみていけば、
必ずや大なり小なり時々で変化をしているものであり。
その「変化」に沿って観るならば、このような動きもまさに今その時である・・
というだけのこととも言えるわけで。
簡単に言えば「最初は何だってそれなりに抵抗や違和感が生じるもの」であって、
何れ常識化されていくもの。またその先々で、時々の時代性や社会性の中で洗練され、
マイナーチェンジを繰り返しながら形成されゆくもの・・と。